中級
ブロックチェーンに直接刻まれ、誰にも改ざん・削除できない公開された記録。
詳細説明
オンチェーン記録(on-chain record)とは、文字通り「チェーン(ブロックチェーン)の上に」直接書き込まれた記録のことです。一度ブロックチェーンに刻まれたデータは、世界中のノードに複製・共有され、誰か一人の都合で書き換えたり消したりすることができません。
対になる言葉に「オフチェーン(off-chain)」があります。こちらは、通常の会社のサーバーなど、ブロックチェーンの外にあるデータベースに記録する方式です。便利で速い反面、その管理者が自由に変更・削除できてしまいます。オンチェーン記録の価値は、まさにその逆 ── 「特定の管理者が存在せず、誰の都合でも変えられない」という中立性にあります。記録が公開されているため、誰でも自分の目で真偽を検証できる。これが「中立な記録」と呼ばれる理由です。
たとえ話
役所の戸籍が一冊だけ金庫に保管されているとしたら、その管理者は記録をこっそり書き換えられるかもしれません。一方、オンチェーン記録は、同じ戸籍を町じゅうの何千人もが一冊ずつ持っていて、全員のものが一致して初めて正しいと認められる状態です。誰か一人が自分の分を書き換えても、他の全員と食い違うのですぐにバレる。だからこそ、誰も嘘をつけない、中立で信頼できる記録になるのです。
CAWでの役割
CAW上のあらゆる行動 ── 投稿、いいね、フォロー、ReCAW、ユーザーネームの作成 ── は、すべてEthereum上のオンチェーン記録として残ります。これは、CAWが「ソーシャル・クリアリングハウス(社会的な交流を中立に記録する仕組み)」を名乗る、まさにその核心です。あなたが何を書き、誰と繋がったかは、特定の企業のサーバーではなく、誰にも消せない公開台帳に刻まれる。運営者の都合で過去が書き換えられることはありません。オンチェーン記録こそが、CAWの「検閲されない」「消されない」という約束を技術的に保証しているのです。






