中級

注文した価格と、実際に約定する価格との「ズレ」。

詳細説明

スリッページ(slippage)とは、取引しようとした価格と、実際に取引が成立した価格との差のことです。「滑る(slip)」という言葉の通り、狙った価格から少しズレてしまう現象を指します。

とくにDEX(分散型取引所)で起きやすい現象です。あなたが取引ボタンを押してから実際に処理されるまでのわずかな間に、他の人の取引で価格が動いたり、流動性プールの状態が変わったりして、想定と違う価格で約定することがあります。DEXでは「スリッページ許容度」(何%までのズレを許すか)を自分で設定でき、これを小さくすると有利な価格で取引できる代わりに失敗しやすく、大きくすると成立しやすいが不利な価格になりやすい、というトレードオフがあります。流動性の低いトークンや、大きな金額の取引ほど、スリッページは大きくなりがちです。

たとえ話

店頭で「100円」の値札を見てレジに進んだら、その間に値上げされて「105円」になっていた、という状況に似ています。混雑した人気店ほど、また大量に買おうとするほど、このズレは起きやすい。スリッページ許容度の設定は、「何円までの値上がりなら買う」とあらかじめ決めておくようなものです。

CAWでの役割

UniswapなどのDEXでCAWを買うとき、このスリッページ設定が関わってきます。CAWの取引が活発なときや、大きな金額を一度に買おうとすると、スリッページが大きくなることがあります。許容度を低くしすぎると取引が失敗し、高くしすぎると不利な価格で買ってしまう。適切な設定(通常は0.5〜1%程度から試す)を知っておくことは、CAWを賢く手に入れるための実践的な知識です。

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