初級
中央の管理者を通さず、利用者どうしが直接つながってデータをやり取りする仕組み。
詳細説明
ピア・ツー・ピア(Peer to Peer、略してP2P)の「ピア(peer)」とは「対等な仲間」という意味です。つまりP2Pとは、参加者全員が対等な立場で、中央のサーバーや管理者を介さずに直接つながり合うネットワークの形を指します。
一般的なインターネットサービスの多くは「中央集権型」です。たとえばSNSなら、運営会社の巨大なサーバーがあり、利用者は全員そのサーバーを通じてやり取りします。便利な反面、その中央サーバーが止まればサービス全体が止まり、運営者が投稿を消したり、アカウントを凍結したりすることもできます。一方P2Pでは、中央のサーバーが存在しないため、特定の誰かが全体を支配したり止めたりすることが、原理的に難しくなります。ビットコインの原論文の表題が「ピア・ツー・ピアの電子現金システム」だったように、暗号資産の根底にある思想でもあります。
たとえ話
中央集権型は「銀行」、P2Pは「人から人へ直接手渡しする現金」に似ています。銀行を通せば記録は残り安全ですが、銀行が営業を止めれば送金できず、口座を凍結されればお金は動かせません。一方、現金の手渡しなら、二人のあいだに誰も介在しません。相手に直接渡せば、それで完結する。P2Pは、デジタルの世界でこの「直接手渡し」を実現しようとする発想です。
CAWでの役割
CAWは、まさにこのP2Pの思想の上に成り立っています。投稿・いいね・メッセージといったSNSの行為が、運営会社のサーバーではなくEthereumというみんなで共有するネットワーク上に直接記録される。中央に「CAW社」のような管理者が存在しないため、誰かの一存で投稿が消されたり、アカウントが止められたりしません。「誰のものでもないSNS」というCAWの理想は、P2Pという土台があって初めて成り立っています。






