中級

ユーザーが実際に触れるアプリやWebサイトの「表側」。CAWでは誰でも自由に作れる。

詳細説明

フロントエンド(front-end)とは、私たちが画面で見て操作する部分──アプリ、Webサイト、ブラウザ拡張など──のことです。対になる言葉は「バックエンド」で、こちらは裏側でデータを処理する仕組みを指します。

通常のWebサービスでは、フロントエンドとバックエンドは同じ会社が一体で運営します。だからその会社がサービスを止めれば、すべてが使えなくなります。CAWの革新は、ここを分離したことです。データの本体(プロトコル)はEthereum上にあり、フロントエンドは「それを表示するための窓口」にすぎません。窓口は誰でも自由に作れて、ひとつの窓口が閉じても、データそのものは別の窓口から見られます。

たとえ話

テレビ番組(コンテンツ)とテレビ受像機(フロントエンド)の関係に似ています。番組は電波として空中を流れていて、どのメーカーのテレビでも受信できます。あるメーカーのテレビが壊れても、別のテレビで同じ番組が見られる。CAWのプロトコルは「電波」で、フロントエンドは「テレビ受像機」。受像機が一台壊れても、番組そのものは消えません。

CAWでの役割

CAWでは「プロトコルとフロントエンドの分離」が思想の核心です。もしあるフロントエンド(アプリ)であなたが排除されても、あなたの投稿や名前はプロトコル上に残り続け、別のフロントエンドから引き続きアクセスできます。これが「あるフロントエンドに拒否されても、プロトコルは引き続きあなたのもの」という意味です。検閲やアカウント停止という概念そのものを、構造的に無力化しています。

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