中級

ブロックチェーンの一番土台となる本体のこと。Bitcoin や Ethereum など、それ自体で完結して動く基盤ネットワーク。

詳細説明

レイヤー1(Layer 1、略してL1)とは、ブロックチェーンの「一番下の土台」にあたる本体のネットワークを指します。Bitcoin、Ethereum、XRP Ledger などが、それぞれ独立したL1です。取引の記録、合意の形成、セキュリティの確保といった、ブロックチェーンの根幹となる仕事を、すべて自分自身で完結させているのが特徴です。

L1は最も安全で信頼性が高い一方、弱点もあります。世界中の取引をすべてこの土台で処理しようとすると、混雑して処理が遅くなり、手数料(ガス代)が高騰してしまうのです。これは「ブロックチェーンのトリレンマ」とも呼ばれ、「分散性・安全性・処理速度」の3つを同時に高めるのが難しい、という課題につながっています。この混雑を緩和するために、L1の「上」に増設されるのが レイヤー2(L2) です。L1が土台、L2がその上で交通整理をする層、という関係になっています。

たとえ話

L1は、街の「中心にある一本の大通り」のようなものです。すべての車(取引)がこの大通りを通れば、確実に目的地へ着きますが、利用者が増えるほど渋滞し、通行料も上がります。そこで、大通りの負担を減らすために脇道やバイパス(L2)が作られる。でも、街の背骨であり、最終的にすべての記録が刻まれる場所は、あくまでこの中心の大通り=L1なのです。

CAWでの役割

CAWは、Ethereum という L1 の上に存在しています。Ethereum は世界で最も使われているスマートコントラクト対応のL1であり、その高い分散性とセキュリティが、CAWの「誰にも止められない・改ざんされない」という性質を根本から支えています。CAWのユーザーネームNFTや投稿といった大切なデータが、消えず・改ざんされずに残り続けるのは、土台であるEthereum(L1)が堅牢だからこそです。一方で、L1は混雑時にガス代が高くなるため、CAWのように頻繁なやり取りが起きるサービスでは、L2を活用して負担を抑える設計が重要になります。

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